2018年 第一薬科大学 改善報告審議結果
「Ⅳ.大学への提言」に対する改善報告についての審議結果大学名:第一薬科大学薬学部本評価実施年度:2018(平成 30)年度2024 年3月1日一般社団法人 薬学教育評価機構 総合評価評議会「改善すべき点」に対する改善報告への審議結果(再評価対象以外の中項目)※検討所見以外は提出された改善報告書のまま記載しています。1■改善すべき点への対応について改善すべき点(1)(1)改善すべき点が指摘された『中項目』 1 教育研究上の目的(2)指摘事項 「目的および使命」は、学則だけでなく、大学案内、学生便覧、進級ガイダンス資料、シラバス、ホームページにも記載すべきである。(3)本評価時の状況「目的および使命」は、学則のみに記載され、大学案内、学生便覧、進級ガイダンス資料、シラバス、ホームページに記載されていなかった。【観点 1-1-3】(4)本評価後の改善状況「目的と使命」は、学則第1条に規定され、学生便覧、シラバス、大学案内、ガイダンス資料及びホームページに掲載し、教職員、学生や受験生に周知している(添付資料 1、2、4、70)。(5)改善状況を示す根拠となる資料等(以下に記述した資料は別添のとおり)添付資料 1:第一薬科大学 大学案内 2023添付資料 2:学生便覧 薬学部(令和 4 年度)添付資料 4:ガイダンス資料(令和 4 年度)添付資料 70:第一薬科大学ホームページ(https://www.daiichi-cps.ac.jp/about/educationalgoal/)大学の目的及び使命検討所見改善すべき点(1)は、本評価時において、「目的および使命」が大学案内、学生便覧、シラバス、ホームページに掲載されていなかった状況に対して、改善を求めたものである。この指摘に対して、大学は上記(4)の対応をとり、「目的および使命」を学生便覧とシラバスに掲載して新入生ガイダンス及び各学年の進級時のガイダンスにおいて学生に周知し、受験生等にはホームページに掲載・公表している。以上のことは上記(5)の根拠資料から確認できたので、指摘された問題点は改善されたものと判断する。2改善すべき点(8)(1)改善すべき点が指摘された『中項目』 3.医療人教育の基本的内容(2)指摘事項 ヒューマニズム教育・医療倫理教育のカリキュラムが体系的に編成されているとは言えないので、再考する必要がある。(3)本評価時の状況新カリキュラムの編成に伴い1年次において、「薬学概論」(前期)、「社会薬学」(後期)から「医療概論」に、「倫理学」から「生命・医療倫理学」に編成した。2年次においては、「コミュニケーション論」に加えて「医療コミュニケーション学」を開講した。しかし、ヒューマニズム教育・医療倫理教育のカリキュラムが体系的に編成されているとは言えなかった。1 年次 2 年次 3 年次 4 年次 5 年次 6 年次医療概論生命・医療倫理学早期臨床体験(1)医療コミュニケーション学早期臨床体験(2)薬事関係法規I・Ⅱ医薬品情報学実務実習ポスト教育ターミナルケア論救急医療概論【観点 3-1-1-1】(4)本評価後の改善状況広く社会に貢献できる薬剤師として相応しい知識、技能、態度を身につけるための教育を次の表に示す。「事前学習」「実務実習Ⅰ」と「実務実習Ⅱ」を追加し、1年次から6年次にわたってヒューマニズム教育・医療倫理教育のカリキュラムを体系的な編成に改善した(添付資料 5-1 p.382-394p.462-465、5-2 p.384-396 p. p458-461)。1 年次 2 年次 3 年次 4 年次 5 年次 6 年次医療概論生命・医療倫理学早期臨床体験医療コミュニケーション学早期臨床体験薬事関係法規・制度医薬品情報学事前学習実務実習Ⅰポスト教育実務実習Ⅰ実務実習Ⅱ救急医療概論(5)改善状況を示す根拠となる資料等(以下に記述した資料は別添のとおり)添付資料 5-1:シラバス 2022 年度 薬学科添付資料 5-2:シラバス 2022 年度 漢方薬学科3検討所見改善すべき点(8)は、本評価時において、ヒューマニズム教育・医療倫理教育のカリキュラムが体系的に編成されていなかった状況に対して、改善を求めたものである。この指摘に対して、大学は上記(4)の対応をとり、ヒューマニズム教育・医療倫理教育に関する授業科目を、6年制2学科(薬学科、漢方薬学科)ともに、1年次に3科目、2年次と4年次に2科目ずつ配置して事前学習と実務実習に接続するようにした。さらに、5年次に実務実習を振り返る内容(報告会も実施)の科目「ポスト教育」を配置することで科目の順次性を考慮し、体系的な科目編成に取り組んでいる。以上のことは、上記(5)の根拠資料から確認できたので、指摘された問題点は改善されたものと判断する。4改善すべき点(9)(1)改善すべき点が指摘された『中項目』 3.医療人教育の基本的内容(2)指摘事項 ヒューマニズム教育・医療倫理教育に対応する科目において、SBOsの学習領域に見合った適切な学習方略を用いて実施するよう、改善すべきである。(3)本評価時の状況医療全般を概観し、薬剤師としての倫理観、使命感、職業観を醸成する専門教育科目として「医療概論」「生命・医療倫理学」「薬事関係法規・制度Ⅰ・Ⅱ」「医薬品情報学」「ターミナルケア論」を配置した。1~2年次の「早期臨床体験」の授業はSGD形式で、パワーポイントに成果をまとめて全体発表させている。しかし、ヒューマニズム教育・医療倫理教育に対応する科目においてSBOsの学習領域に見合った適切な学習方略が十分実施できていなかった。【観点 3-1-1-2】(4)本評価後の改善状況ヒューマニズム教育・医療倫理教育に対応する科目として、新たに「事前学習」「実務実習Ⅰ」「実務実習Ⅱ」を加えた。「早期臨床体験」および「事前学習」では、病院や薬局における薬剤師業務の概要を理解し、薬剤師の社会的使命を学ばせている。薬剤師業務の基本となる処方せん受取から服薬指導までの流れをSGD形式で実習・演習を中心に実施している。「実務実習Ⅰ」「実務実習Ⅱ」では、病院および薬局という実際の医療現場で実習を行うことにより、医療人としての薬剤師の位置づけ、役割、責任等の重要性を理解させている。(5)改善状況を示す根拠となる資料等(以下に記述した資料は別添のとおり)添付資料 5-1:シラバス 2022 年度 薬学科「早期臨床体験(1 年次)」p.50-53、「早期臨床体験(2 年次)」p.210-213、「事前学習」p.382-389、「実務実習Ⅰ」p.390-394、「実務実習Ⅱ」p.462-465添付資料 5-2:シラバス 2022 年度 漢方薬学科「早期臨床体験(1 年次)」p.50-53、「早期臨床体験(2 年次)」p.210-213、「事前学習」p.384-391、「実務実習Ⅰ」p.392-396、「実務実習Ⅱ」p.458-4615検討所見改善すべき点(9)は、本評価時に、ヒューマニズム教育・医療倫理教育に対応する科目において、SBOsの学習領域に見合った適切な学習方略を用いる授業が十分ではなかった状況に対して、改善を求めたものである。これに対して大学は上記(4)の対応をとり、薬学科、漢方薬学科ともに、改善すべき点(8)の改善状況(4)に示されたヒューマニズム教育・医療倫理教育に対応する関連科目としている科目のうち、「医療概論」、「医療コミュニケーション学」、「薬事関係法規・制度」、「医薬品情報学」の学習方略はすべて講義であるが、1年次「生命・医療倫理学」(講義・演習8回、SGD2回)、「早期臨床体験(1 年次)」(講義3回、演習2回、SGD5回、演習・実習2回)、「早期臨床体験(2年次)」(講義2回、演習4回、SGD4回、演習・実習2回)において当該学習領域に見合った学習方略(3科目合計で 11 コマのSGDと8コマの実習)を用いた授業を実施している。なお、中項目5において評価対象となる科目「事前学習」、「実務実習Ⅰ」「実務実習Ⅱ」は、この中項目の科目には該当しない。以上のことは上記(5)の根拠資料から確認できたので、指摘された問題点は改善されたものと判断する。6改善すべき点(10)(1)改善すべき点が指摘された『中項目』 3.医療人教育の基本的内容(2)指摘事項 ヒューマニズム教育・医療倫理教育に対応する科目において、SBOsの学習領域に見合った適切な指標を定めた評価が行えるよう、改善すべきである。(3)本評価時の状況ヒューマニズム教育・医療倫理教育の目標達成度を評価する指標は、各科目の授業概要、授業形式および評価方法に記載している。ルーブリック評価を取り入れている科目は、「早期臨床体験」と「救急医療概論」であったが、SBOsの学習領域に見合った適切な指標を定めた評価が不十分であった。【観点 3-1-1-4】(4)本評価後の改善状況ヒューマニズム教育・医療倫理教育のための科目のうちルーブリック評価を取り入れている科目は、「早期臨床体験(1年次)」(添付資料 71)「早期臨床体験(2年次)」(添付資料 71)「救急医療概論」(添付資料 72)であったが、「事前学習」(添付資料 17)「実務実習Ⅰ」(添付資料 26)「実務実習Ⅱ」(添付資料 26)「ポスト教育」(添付資料 73)も SBO の学習領域に見合ったルーブリック表を用いて評価するように改善した。(5)改善状況を示す根拠となる資料等(以下に記述した資料は別添のとおり)添付資料 5-1:シラバス 2022 年度 薬学科「早期臨床体験(1 年次)」p.50-53、「早期臨床体験(2 年次)」p.210-213、「事前学習」p.382-389、「実務実習Ⅰ」p.390-394、「実務実習Ⅱ」p.462-465、「ポスト教育」p.466-468添付資料 5-2:シラバス 2022 年度 漢方薬学科「早期臨床体験(1 年次)」p.50-53、「早期臨床体験(2 年次)」p.210-213、「事前学習」p.384-391、「実務実習Ⅰ」p.392-396、「実務実習Ⅱ」p.458-461、「ポスト教育」p.462-464添付資料 17:2022 年度事前学習ルーブリック評価表添付資料 26:2022 年度実習生担当教員による実務実習評価方法添付資料 71:ルーブリック表(早期臨床体験 1 年次・2 年次)添付資料 72:ルーブリック表(救急医療概論)添付資料 73:ルーブリック表(ポスト教育)7検討所見改善すべき点(10)は、本評価時に、ヒューマニズム教育・医療倫理教育に対応する科目の評価において、SBOsの学習領域に見合った評価指標が設定されていなかった状況に対して、改善を求めたものである。この指摘に対して、大学は上記(4)の対応をとり、薬学科、漢方薬学科ともに、SBOsの学習領域に見合ったルーブリックを用いて当該科目の評価を実施している。以上のことは上記(5)の根拠資料から確認できたので、指摘された問題点は改善されたものと判断する。8改善すべき点(11)(1)改善すべき点が指摘された『中項目』 3.医療人教育の基本的内容(2)指摘事項 ヒューマニズム教育・医療倫理教育に対応する科目において、関連科目を総合した目標達成度を評価する指標を定め、適切に評価することが必要である。(3)本評価時の状況ルーブリック評価を取り入れている科目は、「早期臨床体験」と「救急医療概論」である。ヒューマニズム教育・医療倫理教育の総合的な学習到達評価は、実際の医療現場での実習終了後に実施している学生全員参加型学習を取り入れた「実務実習ポスト教育」で行っている。しかし、関連科目を総合した目標達成度を評価する指標を定めた適切な評価ができていなかった。【基準 3-1-1-4】(4)本評価後の改善状況ヒューマニズム教育・医療倫理教育に関わる「医療概論」、「生命・医療倫理学」、「早期臨床体験」、「医療コミュニケーション学」、「薬事関係法規・制度」、「医薬品情報学」における発表、レポートおよび学習成果物の評価は、全てルーブリックを用いて行っている(添付資料 5-1 p.382-389p.466-468、5-2 p.384-391 p.462-464)。そのため、科目毎の目標達成度は評価できていると判断しているが、総合的な評価は出来ていない。現在、アセスメントプランを設定し、学年毎にDPに対する到達度を測ることを検討しており、その中でヒューマニズム教育・医療倫理教育科目の評価から総合的な目標達成度を評価する指標を設定するよう努める。(5)改善状況を示す根拠となる資料等(以下に記述した資料は別添のとおり)添付資料 5-1:シラバス 2022 年度 薬学科添付資料 5-2:シラバス 2022 年度 漢方薬学科9検討所見改善すべき点(11)は、本評価時に、ヒューマニズム教育・医療倫理教育に対応する科目において、関連科目を総合した目標達成度の評価が適切に行われていなかった状況に対し、評価指標を設定し、その指標を用いて適切に評価を行うように改善を求めたものである。これに対して大学は上記(4)の対応をとり、ヒューマニズム教育・医療倫理教育に関わる科目「医療概論」、「生命・医療倫理学」、「早期臨床体験」、「医療コミュニケーション学」、「薬事関係法規・制度」、「医薬品情報学」の評価において発表、レポート及び学習成果物の評価に、ルーブリックを用いた評価を行うようにしている。以上のことは、(5)の根拠資料から確認できた。科目ごとの総合的な達成度の評価指標の設定と、その指標による評価は実施しているので、今後、ヒューマニズム教育・医療倫理教育に対応する科目を総合した、目標達成度を評価するための指標の設定と、その指標による評価を行うことが望まれる。10改善すべき点(12)(1)改善すべき点が指摘された『中項目』 3.医療人教育の基本的内容(2)指摘事項 コミュニケーション能力の向上を目的とした科目において、SBOsの学習領域に見合った学習方略を用いるよう、改善すべきである。(3)本評価時の状況コミュニケーション能力の向上を目的とした科目は「コミュニケーション論」「医療コミュニケーション学」「プレゼンテーション論」である。これらの科目において、SBOsの学習領域に見合った学習方略がうまく取り入れられていなかった。【観点 3-2-2-1】【観点 3-2-2-2】【観点 3-2-2-3】(4)本評価後の改善状況「コミュニケーション論」は、相手の話を傾聴、共感し、相手に伝わりやすいように話すというコミュニケーションの基本的能力を身につけるため、SGDや演習形式を取り入れた教育を実施しアサーティブな表現方法を学びコミュニケーション能力を醸成している。「医療コミュニケーション学」は、患者・生活者、他職種との対話を通じ、相手の心理、立場、環境など必要とする情報を把握し、状況を的確に判断できる能力を醸成するために、具体的な場面を想定し、対応を考える演習形式の授業も取り入れている。「プレゼンテーション論」では、SBOに見合った方略を用いている。決められた時間内に個人および集団の意見を整理して発表を行うための効果的な情報のまとめ方、表現技術、発表方法に関する基本的な知識、技能を修得する能力を醸成するために、講義、演習、ディスカッション、グループワーク、発表会などを取り入れている(添付資料 5-1 p.92-95 p.146-147 p238-240、5-2 p.92-95 p.146-147 p.238-240)。(5)改善状況を示す根拠となる資料等(以下に記述した資料は別添のとおり)添付資料 5-1:シラバス 2022 年度 薬学科添付資料 5-2:シラバス 2022 年度 漢方薬学科11検討所見改善すべき点(12)は、本評価時に、コミュニケーション能力を醸成する科目において、SBOsの学習領域に見合った学習方略が使用されていなかった状況に対して、改善を求めたものである。これに対して大学は上記(4)の対応をとり、薬学科、漢方薬学科ともに、コミュニケーション能力を醸成する科目の授業に、SGD、演習、ディスカッション、グループワーク、発表会など、SBOsの学習領域に見合った学習方略を取り入れた。以上のことは上記(5)の根拠資料から確認できたので、指摘された問題点は改善されたものと判断する。12改善すべき点(13)(1)改善すべき点が指摘された『中項目』 3.医療人教育の基本的内容(2)指摘事項 コミュニケーション能力の向上を目的とした科目において、SBOsの学習領域に見合った適切な指標を定めた評価が行えるよう、改善すべきである。(3)本評価時の状況コミュニケーション能力の向上を目的とした科目は「コミュニケーション論」「医療コミュニケーション学」「プレゼンテーション論」である。これらの科目において、SBOsの学習領域に見合った適切な指標を定めた評価が不十分であった。【観点 3-2-2-4】(4)本評価後の改善状況コミュニケーション能力および自己表現能力を身につけるための教育において、「コミュニケーション論」は、相手の話を傾聴、共感し、相手に伝わりやすいように話すというコミュニケーションの基本的能力を評価するために、授業への参加態度 45%、レポート 55%で評価している。授業への参加態度(45%)は発言、グループ作業および質疑応答を主な評価指標として、ルーブリックにより評価している。その後総得点を 45 点満点に換算している。レポート(55%)は構成・内容、理解度・洞察力、表現力を評価指標(総得点を 55 点満点に換算)としている(添付資料 87)。「医療コミュニケーション学」は、患者・生活者、他職種との対話を通じ、相手の心理、立場、環境など必要とする情報を把握し、状況を的確に判断できる能力を評価するために、授業への参加態度 40%、定期試験60%で評価している。授業参加態度は、資料提出やその内容、質疑応答の内容・態度をルーブリックにて評価し、総得点を 40 点満点に換算している(添付資料 88)。「プレゼンテーション論」は、効果的な情報のまとめ方、表現技術、発表方法に関する基本的な知識、技能を修得する能力を評価するために、プロダクト(スライド資料等)70%、発表 30%により評価している。プロダクトは内容の適切さ(20%)、視覚効果(15%)、構成・組織性(15%)、技術・表現・オリジナリティ(20%)を評価指標としている。口頭発表態度は発表の明瞭さ(10%)、発表姿勢(10%)、質疑応答(10%)を評価指標としている(添付資料 5-1 p.92-95 p.146-147 p238-240、5-2 p.92-95 p.146-147 p.238-240、添付資料 89)。(5)改善状況を示す根拠となる資料等(以下に記述した資料は別添のとおり)添付資料 5-1:シラバス 2022 年度 薬学科添付資料 5-2:シラバス 2022 年度 漢方薬学科添付資料 87:ルーブリック表(コミュニケーション論)添付資料 88:ルーブリック表(医療コミュニケーション学)13添付資料 89:ルーブリック表(プレゼンテーション論)検討所見改善すべき点(13)は、本評価時に、コミュニケーション能力の醸成を目的とした科目において、SBOsの学習領域に見合った、適切な評価がなされていなかった状況に対して、評価指標を定め、その指標による評価を行うように改善を求めたものである。これに対して大学は上記(4)の対応をとり、薬学科、漢方薬学科ともに、コミュニケーション能力の醸成を目的とした科目の評価については、1年「コミュニケーション論」は、発言、グループ作業及び質疑応答を評価項目とするルーブリックによる評価に(45%)、構成・内容、理解度・洞察力、表現力を評価項目とするレポートによる評価(55%)を加えている。2年「医療コミュニケーション学」は、授業参加態度を、資料提出、質疑応答の内容・態度を評価項目とするルーブリックによる評価に(40%)、定期試験(60%)を加えて評価している。2年「プレゼンテーション論」は、スライド・ポスターの内容(20%)、視覚効果体裁(15%)、構成・組織性(15%)、技術・表現・オリジナリティ(20%)、発表の明瞭さ(10%)、発表姿勢(10%)、質疑応答(10%)を評価項目としてルーブリックで評価している。以上のことは上記(5)の根拠資料から確認できたので、指摘された問題点は改善されたものと判断する。14改善すべき点(14)(1)改善すべき点が指摘された『中項目』 3.医療人教育の基本的内容(2)指摘事項 コミュニケーション能力の向上を目的とした科目において、また、関連科目を総合した目標達成度を評価する指標を定め、適切に評価することが必要である。(3)本評価時の状況コミュニケーション能力および自己表現能力を身につけるための教育において、「介護学概論」では、目標達成度を定期試験(100%)で評価している。「文章表現論」では論文記述(50%)と定期試験(50%)で評価している。「実務実習ポスト教育」では、ポスター発表内容・質疑(50%)、SGD参加状況とパワーポイントによるプロダクト(50%)で評価していた。しかし、これらの科目を含めて関連科目を総合した目標達成度を評価する指標は定めていなかった。【観点 3-2-2-4】(4)本評価後の改善状況コミュニケーション能力および自己表現能力を身につけるための教育に関わる「コミュニケーション論」、「医療コミュニケーション学」および「プレゼンテーション論」における態度、発表およびレポート等の評価は、全てルーブリックを用いて行っている(添付資料 5-1 p.382-389 p.466-468、5-2 p.384-391 p.462-464、添付資料 87、88、89)。そのため、科目毎の目標達成度は評価できていると判断しているが、総合的な評価は出来ていない。ヒューマニズム教育・医療倫理教育と同様にコミュニケーション能力および自己表現能力を身につけるための教育科目の評価から総合的な目標達成度を評価する指標を設定するよう努める。(5)改善状況を示す根拠となる資料等(以下に記述した資料は別添のとおり)添付資料 5-1:シラバス 2022 年度 薬学科添付資料 5-2:シラバス 2022 年度 漢方薬学科添付資料 87:ルーブリック表(コミュニケーション論)添付資料 88:ルーブリック表(医療コミュニケーション学)添付資料 89:ルーブリック表(プレゼンテーション論)15検討所見改善すべき点(14)は、本評価時に、コミュニケーション能力の向上を目的とした科目において、関連科目を総合した目標達成度を評価する指標がなく、適切な評価が行われていなかった状況に対して、改善を求めたものである。これに対して大学は上記(4)の対応をとり、薬学科、漢方薬学科ともに、コミュニケーション能力及び自己表現能力の向上を目的とする科目の評価において、ルーブリックに定める指標により、総合的な目標達成度を評価している。以上のことは上記(5)の根拠資料から確認できたが、コミュニケーション能力の向上を目的とする関連科目を総合した目標達成度を評価する指標の設定と、その指標を用いた評価はなされていないので、今後、指摘の趣旨を踏まえた改善をさらに進めることが望まれる。16改善すべき点(15)(1)改善すべき点が指摘された『中項目』 4.薬学専門教育の内容(2)指摘事項 実習科目の単位数が計7単位と少ないので、単位数を見直すことが必要である。(3)本評価時の状況2年次前期の「基礎実習」2年次後期「化学系実習」「物理系実習」、3年次前期「生物系実習」「衛生薬学実習」3年次後期「薬理学実習」4年次前期には、「薬剤学実習」を実施し、2年次から4年次前期までに、全7科目7単位、105 コマの実習を実施していた。しかし、実習科目の単位数が計7単位と少なかった。【観点 4-1-2-2】(4)本評価後の改善状況令和4年度カリキュラムより、基礎実習(1年・1.5 単位)、基礎薬学実習Ⅰ~Ⅲ(2年・各 1.5単位)、及び生命薬学実習Ⅰ~Ⅲを実習・研究科目(卒業研究を除く)として配置している。1年次後期から3年次後期までに全7実習 10.5 単位の実習を実施することで、科学的思考力の醸成に役立つ技能および態度を修得する教育を行う(添付資料 5-1 巻末、5-2 巻末)。(5)改善状況を示す根拠となる資料等(以下に記述した資料は別添のとおり)添付資料 5-1:シラバス 2022 年度 薬学科添付資料 5-2:シラバス 2022 年度 漢方薬学科検討所見改善すべき点(15)は、本評価時に、実習科目の単位数が実際の授業時間数に照らして少なかった状況に対して、改善を求めたものである。これに対して大学は上記(4)の対応をとり、薬学科、漢方薬学科ともに、卒業研究を除く実習科目(1科目1単位:90 分3コマ×15 回(67.5 時間)の単位数を、1単位から 1.5単位に変更している。以上のことは上記(5)の根拠資料から確認できたので、指摘された問題点は改善されたものと判断する。17改善すべき点(16)(1)改善すべき点が指摘された『中項目』 4.薬学専門教育の内容(2)指摘事項 大学独自の科目や教育内容が、学生や第三者に理解できるようシラバスに明示する必要がある。(3)本評価時の状況本学薬学科の教育研究上の目的に基づいて、コアカリに準拠したカリキュラム以外に、本学独自の薬学専門科目を設けている。しかし、大学独自の科目や教育内容が、学生や第三者に理解できるようシラバスに明示していなかった。【観点 4-2-1-1】(4)本評価後の改善状況平成 31 年以降、本学独自科目やその教育内容が学生や第三者に理解できるようにシラバスに明示している(添付資料 5-1、5-2)。(5)改善状況を示す根拠となる資料等(以下に記述した資料は別添のとおり)添付資料 5-1:シラバス 2022 年度 薬学科添付資料 5-2:シラバス 2022 年度 漢方薬学科検討所見改善すべき点(16)は、本評価時において、大学独自の科目がシラバスに明示されていなかった状況に対して、改善を求めたものである。これに対して大学は上記(4)の対応をとり、薬学科、及び漢方薬学科の学科のシラバスにおいて、「科目分類名」の項目に大学独自科目であることを明記し、シラバスに掲載されたカリキュラム・マップにおいて、独自科目を学科ごとに示した。以上のことは上記(5)の根拠資料から確認できたので、指摘された問題点は改善されたものと判断する。18改善すべき点(22)(1)改善すべき点が指摘された『中項目』 6.問題解決能力の醸成のための教育(2)指摘事項 「卒業研究Ⅰ」については、5年次3月までに実施した研究に関する要旨を提出させるほか、評価表を用いて研究室の主任が成績を評価しているが、シラバスにはこの様な成績評価方法は記載されていないので、その内容を学生に正しく開示できるよう、シラバスを修正すべきである。(3)本評価時の状況卒業研究は、1)主査(指導教員)による卒業論文作成の過程、2)卒業論文発表会におけるプレゼンテーション、3)提出された卒業論文、により評価している。本評価時の「卒業研究Ⅰ」については、5年次3月までに実施した研究に関する要旨を提出させるほか、評価表を用いて研究室の主任が成績を評価していたが、シラバスにはこの様な成績評価方法は記載されていなかった。【観点 6-1-1-5】(4)本評価後の改善状況平成 31 年度5年次生(平成 26 年度以前の入学者対象)の「卒業研究Ⅰ」のシラバスから評価方法「提出された中間報告書をもとに主査1名が評価表に基づき評価し、その結果を 100%で評価する。」を記載した。令和4年度5年次生の「卒業研究」では、1)主査(指導教員)による卒業論文作成の過程、2)卒業論文発表会におけるプレゼンテーション、3) 提出された卒業論文、により評価している。また、プレゼンテーションおよび卒業論文は、それぞれ他の研究室分野の教員 1 名(副査)が評価表により評価している。最終的に卒業研究は指導教員による日常の研究態度の評価(50%)に加え、副査による卒業論文発表会の評価(20%)と卒業論文の評価(30%)を加味して行っている。複数教員により評価を行うことで客観的かつ適切に評価が行われる(基礎資料 5-1 p.396-448、5-2 p.398-444、基礎資料 74、75、76)。(5)改善状況を示す根拠となる資料等(以下に記述した資料は別添のとおり)添付資料 5-1:シラバス 2022 年度 薬学科添付資料 5-2:シラバス 2022 年度 漢方薬学科添付資料 74:ルーブリック表(卒業研究発表会)添付資料 75:ルーブリック表(卒業論文 主査用)添付資料 76:ルーブリック表(卒業論文 副査用)19検討所見改善すべき点(22)は、本評価時において、「卒業研究Ⅰ」の成績評価に関する事項がシラバスに記載されていなかった状況に対して、改善を求めたものである。これに対して大学は上記(4)の対応をとり、薬学科及び漢方薬学科のシラバスの「評価方法」の項目に、「卒業研究」(カリキュラム改定により科目名変更)の評価は、指導教員による日常の研究態度の評価(50%)、副査による卒業論文発表会の評価(20%)と卒業論文の評価(30%)とし、卒業論文はルーブリックを用いて評価すると記載している。以上のことは上記(5)の根拠資料から確認できたので、指摘された問題点は改善されたものと判断する。20改善すべき点(23)(1)改善すべき点が指摘された『中項目』 6.問題解決能力の醸成のための教育(2)指摘事項 「卒業研究Ⅰ」や他の科目についても、「卒業研究Ⅱ」と同様にルーブリックなどを利用して、目標到達度を評価するための指標を用いた成績評価を行う必要がある。(3)本評価時の状況実習科目に関しては、試験的にルーブリック評価表を作成し、学生にはWebシラバス上で公開していた。これにより、評価基準を明確にし、学生自身が、到達すべきパフォーマンスを知ることで、自己を評価できるようにしたが、まだ試験的な実施であった。「卒業研究Ⅰ」や他の科目についても、目標到達度を評価するための指標を用いた成績評価を行っていなかった。【観点 6-2-1-3】(4)本評価後の改善状況令和3年度以降の6年次生の「卒業研究」は、ルーブリック表を用いて評価を行っている。ルーブリック表を用いた評価を行うことは、シラバスに記載している(添付資料 5-1 p.396-448、5-2 p.398-444、添付資料 74、75、76)。また、問題解決能力の醸成のための科目である「早期臨床体験」、「基礎生物学」、「情報処理演習Ⅰ、Ⅱ」、「文章表現論」、「基礎実習」、「化学系実習」、「物理系実習」、「有機化学演習」、「プレゼンテーション論」、「生物系実習」、「衛生薬学実習」、「薬理学実習」、「薬剤学実習」および「ポスト教育」についても、ルーブリック評価を実施している(添付資料 71、73、89-101)。(5)改善状況を示す根拠となる資料等(以下に記述した資料は別添のとおり)添付資料 5-1:シラバス 2022 年度 薬学科添付資料 5-2:シラバス 2022 年度 漢方薬学科添付資料 71:ルーブリック表(早期臨床体験 1 年次・2 年次)添付資料 73:ルーブリック表(ポスト教育)添付資料 74:ルーブリック表(卒業研究発表会)添付資料 75:ルーブリック表(卒業論文 主査用)添付資料 76:ルーブリック表(卒業論文 副査用)添付資料 89:ルーブリック表(プレゼンテーション論)添付資料 90:ルーブリック表(基礎生物学)添付資料 91:ルーブリック表(情報処理演習Ⅰ)添付資料 92:ルーブリック表(情報処理演習Ⅱ)添付資料 93:ルーブリック表(文章表現論)添付資料 94:ルーブリック表(基礎実習)21添付資料 95:ルーブリック表(化学系実習)添付資料 96:ルーブリック表(物理系実習)添付資料 97:ルーブリック表(有機化学演習)添付資料 98:ルーブリック表(生物系実習)添付資料 99:ルーブリック表(衛生薬学実習)添付資料 100:ルーブリック表(薬理学実習)添付資料 101:ルーブリック表(薬剤学実習)検討所見改善すべき点(23)は、本評価時に、問題解決能力の醸成のための教育に関する科目の評価において、目標到達度を評価するための指標を用いた成績評価が行われていなかった状況に対して、改善を求めたものである。この指摘に対して大学は上記(4)の対応をとり、薬学科、漢方薬学科ともに、「卒業研究」及び問題解決能力の醸成に関連するその他の科目の到達度の評価を、ルーブリックを用いて行っており、「卒業研究」の評価では、指導教員による日常の研究態度の評価(50%)、副査による卒業論文発表会の評価(20%)と卒業論文の評価(30%)をルーブリックを用いて実施している。以上のことは上記(5)の根拠資料から確認できたので、指摘された問題点は改善されたものと判断する。22改善すべき点(24)(1)改善すべき点が指摘された『中項目』 6.問題解決能力の醸成のための教育(2)指摘事項 問題解決能力の醸成教育において、関連科目を総合した目標達成度を評価する指標を定め、適切に評価することが必要である。(3)本評価時の状況実習科目に関しては、試験的にルーブリック評価表を作成し、学生には Web シラバス上で公開している。これにより、評価基準を明確にした。学生自身が、到達すべきパフォーマンスを知ることで、自己を評価できるようにしたが、まだ試験的な実施であった。問題解決能力の醸成教育において、関連科目を総合した目標達成度を評価する指標を定めることができなかった。【観点 6-2-1-3】(4)本評価後の改善状況問題解決能力の醸成教育に関わる全ての科目における評価はルーブリック評価を採用している。(添付資料 5-1 p.382-389 p.466-468、5-2 p.384-391 p.462-464、添付資料 71、73-76、89-101)。従って、科目毎の目標達成度は評価できていると判断している。令和3年度以降、卒業時期に最も近い「卒業研究」のルーブリック表の項目に、卒業研究によって生み出された業績(学会における口頭発表やポスター発表及び論文掲載)を評価する項目を入れている(添付資料 75)。そのため、「卒業研究」の評価を総合した目標達成度を評価する指標として使用してきたが、総合的な評価としては不十分であると認識している。ヒューマニズム教育・医療倫理教育、コミュニケーション能力および自己表現能力を身につけるための教育と同様に問題解決能力の醸成教育科目の評価から総合的な目標達成度を評価する指標を設定するよう努める。(5)改善状況を示す根拠となる資料等(以下に記述した資料は別添のとおり)添付資料 5-1:シラバス 2022 年度 薬学科添付資料 5-2:シラバス 2022 年度 漢方薬学科添付資料 71:ルーブリック表(早期臨床体験 1 年次・2 年次)添付資料 73:ルーブリック表(ポスト教育)添付資料 74:ルーブリック表(卒業研究発表会)添付資料 75:ルーブリック表(卒業論文 主査用)添付資料 76:ルーブリック表(卒業論文 副査用)添付資料 89:ルーブリック表(プレゼンテーション論)添付資料 90:ルーブリック表(基礎生物学)添付資料 91:ルーブリック表(情報処理演習Ⅰ)23添付資料 92:ルーブリック表(情報処理演習Ⅱ)添付資料 93:ルーブリック表(文章表現論)添付資料 94:ルーブリック表(基礎実習)添付資料 95:ルーブリック表(化学系実習)添付資料 96:ルーブリック表(物理系実習)添付資料 97:ルーブリック表(有機化学演習)添付資料 98:ルーブリック表(生物系実習)添付資料 99:ルーブリック表(衛生薬学実習)添付資料 100:ルーブリック表(薬理学実習)添付資料 101:ルーブリック表(薬剤学実習)検討所見改善すべき点(24)は、本評価時に、問題解決能力の醸成のための教育において、関連科目を総合した目標達成度を評価する指標が定められておらず、適切な評価が実施されていなかった状況に対して、改善を求めたものである。これに対して大学は、上記(4)において、薬学科、漢方薬学科ともに、「卒業研究」及び問題解決能力の醸成に関連するその他の科目の評価から、関連科目を総合した目標達成度の評価指標を策定するよう努めるとしている。上記(5)の根拠資料から、総合的な目標達成度の評価が科目レベルに留まっていることを確認できる。しかし、関連科目を総合した目標達成度の評価指標が定められていないので、関連科目を総合した目標達成度を評価する指標を設定し、それに基づいて適切に評価することが望まれる。24改善すべき点(33)(1)改善すべき点が指摘された『中項目』 10.教員組織・職員組織(2)指摘事項 教員の専門分野と、その教員が所属する研究室分野の専門性が一致しない例が認められることから、研究室が受け持つ専門科目の教育研究にふさわしい教育・研究上の指導能力と高い見識を有する教員を採用し、それぞれの研究室に適切に配置する必要がある。(3)本評価時の状況専任職員の採用および昇任については、「第一薬科大学教育職員選考規程」および同規程の審査内規に定め、採用・昇格対象者を教育職員選考委員会で審議し、これを教授会に提起し、学長の意見を聴いて、理事長が決定している。教員の専門分野と、その教員が所属する研究室分野の専門性が一致しない例が認められるとの指摘を受けた。また、研究室が受け持つ専門科目の教育研究にふさわしい教育・研究上の指導能力と高い見識を有する教員を採用し、それぞれの研究室に適切に配置するよう指摘を受けた。【観点 10-1-2-3】(4)本評価後の改善状況教員の選考については、履歴書、研究業績目録、6年制薬学教育における教育と研究に対する抱負、推薦書の提出を求め書類審査を行う。任用候補者に対しては面接および教育・研究に関するプレゼンテーションを課し、専門分野を担当するにふさわしい教育上の指導能力と優れた実績を有する専任教員を採用している(基礎資料 15、添付資料 77)。教員の教育・研究の専門性と所属研究分野に齟齬が生じないように改善を行ったが、現時点でも、基礎薬学系教員が医療薬学系分野に所属する例が存在する(基礎資料 10、添付資料 78)。今後、新たな基礎薬学系研究分野の開設と教員の適正な配置が必要である。教員の選考については、履歴書、研究業績目録、6年制薬学教育における教育と研究に対する抱負、推薦書の提出を求め書類審査を行う。任用候補者に対しては面接および教育・研究に関するプレゼンテーションを課し、専門分野を担当するにふさわしい教育上の指導能力と優れた実績を有する専任教員を採用している(基礎資料 15、添付資料 77)。教員の教育・研究の専門性と所属研究分野に齟齬が生じないように改善を行った。基礎薬学系科目の担当教員で構成される薬品化学分野、薬物解析学分野、生薬学分野、天然物化学分野、和漢薬物学分野、分子生物学分野、薬品作用学分野、免疫薬品学分野、衛生化学分野および分析化学分野がある。また、臨床薬学系科目の担当教員で構成される薬物治療学分野、薬剤設計学分野、臨床薬剤学分野および地域医療薬学センターがある。更に、教養教育科目の担当教員で構成される薬学教育推進センターがある。現時点でも、薬物治療学分野に、物理化学などの科目を担当する教員が所属する例が存在する(基礎資料 10、添付資料 78)。今後、新たな基礎薬学系研究分野の開設と教員の適正な配置が必要である。25(5)改善状況を示す根拠となる資料等(以下に記述した資料は別添のとおり)基礎資料 10:教員の教育担当状況基礎資料 15:専任教員の教育および研究活動の業績添付資料 77:第一薬科大学教職員選考委員会規程添付資料 78:2022 年度第一薬科大学大講座制教育職員組織検討所見改善すべき点(33)は、本評価時において、一部の研究室で教員の専門分野と当該教員が所属する研究室の分野の専門分野が一致しない状況に対して、改善を求めたものである。これに対して大学は上記(4)の対応をとり、教員の採用にあたり、研究室が担当する教育・研究分野を考慮して、候補者の専門分野、教育・研究上の指導能力と実績を有する者を採用するように努めた。しかしながら、基礎薬学系教員が医療薬学系分野の講座に所属している例がわずかにある。以上のことは上記(5)の根拠資料から確認でき、指摘された問題点は改善の途上にあると判断する。今後、指摘の趣旨に沿った改善を進めることが望まれる。
